ゆずるはデザイン学校の学生。
桃山とは一見恋人同士のように見えるが
ゆずるには忘れられない人がいた。
じつは、デザイン学校に通うのに一人暮らしをしているのも
そのヒトのことを、忘れたいから。
それは、兄、冬久だった。
冬久は血のつながらない兄。
それを知った時からゆずるの兄への恋は始まっていた。
自覚したのは14の夏。
しかし、ゆずるが兄をひとりの男として見つめてしまったら
冬久はこの家の「家族」ではなくなってしまう。
押さえられない恋を押さえるために離れて暮らす決心をした
ゆずるなのだった…。

義理のきょうだいの恋愛、胸キュンですね!!
私も、よく妄想を膨らませたもんだ。
「とってもカッコイイお兄ちゃんがいて
 実は血が繋がっておらず
 二人は恋人となり、ケッコンするのだ」という
妄想。モーソー・・妄想竹…
実際、男きょうだいがいないからこそ抱けた妄想であろう。

耕野さん、大好き!
このコミックスの3巻には「憶ちゃんは花火」も、収録。
これまた、桜という弟を溺愛??する姉、憶。
桜に向かって別れを辛がり泣く憶ちゃんが切ないです。

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