度会時夫(わたらいときお)は人の夢の中に入り込んで心の奥まで探り出すことができる「夢前案内人」。
今回の依頼は、7年前の「ある事件」から眠りつづける少女、十条青羽(じゅうじょうあおば)の夢の中に入り込むこと。
その少女、青羽は夢の中で「バルバラ」という名前の島で幸せに暮らしている。
そこで幸せに暮らしているからこそ、目覚めて現実を生きることを少女は拒否しているかのようだった。なぜなら、少女が眠りつづけるきっかけとなった事件とは彼女の両親が惨殺されたと言う事件だから。
それだけではなく、その事件にはもっと恐ろしい事実が潜んでいた。

凄く込み入ったストーリーで、一度さらっと読んだだけでは理解できません。テンポが凄く良くて、あれよあれよと話が進んでいくので付いていけない感じ。
バルバラってのはいったいなんなのだ。青羽の見る夢なのです。でも、現実にいる時夫の息子、キリヤが作り上げた空想の夢の島でもある。
何故この接点のない二人の「夢」がシンクロするのか、それを追っていく話のようなのだが、その中に、もっともっとたくさんの要素が含まれてて、それらがメチャ重いのですよ。
殺人事件、カニバリズム、アレルギー、若返り妙薬、そして親子。
特にキリヤの感じる孤独と絶望。
「世界は自分を捨てて、自分を愛していない、その世界で生きていく苦しさ」を抱えているキリヤは見てて痛々しいです。
また、実際親である時夫が息子キリヤに対して抱く親としての愛情がきちんと伝わってないのです。

2巻では、「夢」と「現実」の境界線が曖昧になってきています。
青羽がキリヤの前に姿をあらわして「火星の海の記憶」なんてのを語ったり。これがなんかキーワードになりそう。「スターレッド」っていう火星の物語も、萩尾さんの作品にあるし。
「夢」の登場人物が現実の世界に現れたり、夢がものすごくリアルになってきていたり。いつか「逆転」するんだろうか??

すっごい難しい話だけど、なんかひきつけられます。

余談だけど、私の妹が伊勢市に住んでおりまして。
この作品の中で「伊勢市」ってかなり重要なポイントなのです。
で、萩尾様が、伊勢市に公演にいらっしゃったことがあるのだけど(妹の夫お店にお食事にいらっしゃったのですよ!!!!)やはりこの作品の関係でいらっしゃったのかな?
なんて、今にして思えば!みたいな、ことを思ったりしたわけです。
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0001537747/

「竜馬がゆく」(司馬遼太郎)を読んで感動してから、間がないこともあり、マンガでこれを読むことが出来て感無量と言ったところです。
ほぼ、司馬竜馬って感じで(原作の武田鉄矢さんも小山さんも司馬さんに傾倒してると思う)違和感なくてよかった♪

つづきはコチラへお越しください

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2005年7月8日
登録してみました
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出来ないのがつらいよね。ここ。
そろそろ、引越しか知らん?
1929年、現在の韓国慶尚北道の小さな村で生れた少年、陳昌鉉。
お乳の出ない母親は、日に日に栄養失調で弱っていく我が子にお乳を恵んでもらうために、毎日山の向こうの隣村まで足を運んだ。
お陰で一命を取り留めた昌鉉だったが、お乳をくれた母親の赤ん坊が、突如死んでしまう。
もう、お乳をもらいに来ないでくれというその家のあるじ。
自分の子供が死んだのに、人の子供に乳をやることはあまりにも母親にとってむごい事だと。
死んだ赤ちゃんのために祈る昌鉉の母。赤ちゃんのために祈りながらも我が子昌鉉をお守りくださいと念じずにいられないのだった。
そのとき、天上から聞こえてきた美しい音、それは旅人が奏でるバイオリンの音色だった。そして、その音を聞いて全身で喜びを表す赤ん坊の昌鉉、それがバイオリンと昌鉉の出逢いだった。

「東洋のストラディバリウス」と呼ばれる名器を作り上げた稀代のバイオリン製作者、陳昌鉉氏。
その波乱の人生を描いた自伝「海峡を渡るバイオリン」(河出書房新社)を2002年に出版。
それを漫画化した作品が、本作だということです。
今5巻までを読んだのだけど、誕生から戦争、来日、終戦、そして戦後の混乱を生き抜き、バイオリン作りへの道を歩もうとするところまでが描かれている。
ここまでが既に波乱万丈の少年時代なのだ。
どのシーンもすごく印象的で感動せずにいられません。
お母さんの愛情も大きく感動的だし、日本人教師相川喜久衛さんとの出会いと分かれ。
日本の軍国主義が幅を効かせる韓国で、辛い思いをする昌鉉や村の人たち。
日本に渡って、教師資格をとろうとしても韓国籍だということがその夢を阻む。母親と誓った夢なのに。
そして、その絶望の中で、バイオリンを作ると言う目的を見つける。けれど、その夢もまた韓国人だということで思うようにならないのです。
また、母と妹のいる祖国でも、朝鮮戦争という同族人同士の悲惨な戦争が悲劇を生んでいる。

ただ、こんな暗い時代に、絶望的な状況に置かれながらも、いつも前を見て諦めず自分にできることに挑戦していく主人公や、遠く離れているけれどお互いに思い合いながら生きる母と妹の真摯な姿が、読者をひきつけて離しません。
とりあえず5巻までの感想まで。
一月遅れでその学校に入学してきたのは、白血病での闘病→骨髄移植で1学年遅れての新入生、花園春太郎。
個性的なクラスメートや教師に囲まれて
●ぬいぐるみのように可愛くて善良な三国翔太
●「姉萌え」で「同人誌」街道まっしぐらの真島海(かい)
●一見「オカマ」にしか見えない教師斎藤茂
ファンキーな学園生活の始まりである。

↓ 続きはコチラ

http://narenohate.blog25.fc2.com/blog-entry-95.html
南イングランドの森の奥で人目に触れないように暮らしている一家。
マデリンは病弱な弟ディオンと美しい母と女中のモイラと4人暮らし。
森を抜けると村があり、マデリンはロンドンからその村に休暇でやってきたクリフと友達になった。
マデリンもかつてはロンドンに住んでいたのだ。
ロンドンと言えば、ちまたで「切り裂きジャック」が人々を恐怖のどん底に落としていた。
そのロンドンに時折出かける母。
それには恐ろしい事情があるのだった…。

曾根さんのマンガは、連載雑誌が「なかよし」と、雑誌自体の対象年齢が低めもOKになってるだけあって、読みやすい。
ぶっとい本だけどサクサク読めてしまうのが魅力。分かりやすいしね。
これは、ネタばれになるかもしれないけど、「吸血鬼モノ」です。
でも、よくあるようにのど元に食いついてガブーっと血を吸うって描写がないのです。上品ですよ〜。
母親がそうやって村人を殺していたと知ったマデリンは相当のショックを受けるんだけど、実はショックはもっと他にあったという結末。
愛する者と決別して、自分の生をいく決意をしたマデリン。
悲愴な中にリンとした美しさが印象的な物語です。
兄の借金のために、幼い弟妹を抱えて、プロテニス界に入り賞金を稼ぐ決意の海野幸(うみのみゆき)。
しかし、テニス界の名門、鳳グループの息子圭一郎が幸になにかと肩入れする事を嫉妬して、ライバルの竜ヶ崎蝶子があの手この手で妨害工作。
あっという間に幸はテニス界の「ヒール」になってしまう。
やっとついたコーチと言えば、昔不祥事を起こしてテニス界を永久追放されて今ではアル中のサンダー牛山という汚いおじさん、かなり不安な先行きだ。
兄の借金先の社長は幸をねらって執拗に追い掛け回すし、お金は相変わらずないし、アパートも追い出されそうになるし…。
さて、幸のテニス生活はどうなるのか??

詳しい感想は↓にあります。

http://narenohate.blog25.fc2.com/blog-entry-31.html
実は途中で送信してしまったので、続きを書きます。
ハーロックの続きと言っても、声優ネタに移行するつもりだったので、タイトルは「声優」です。

うちの娘たちも実は声フェチとでも言うか、アニメや洋画吹き替え版を見てると、真っ先に「これ、誰の声?」と言う会話になる。
昨日の夜は「パラサイト」を見ていたのだが、クレア・デュバルの吹き替えが「朴さんや〜♪」と、大喜びの娘(もうじき17歳)。
「鋼の錬金術師」の主人公、エドの声だそうです。

私が好きな声優さんは、達者な人。
宮内幸平さんみたいに、堅物アルムおんじから激軟カメ仙人まで幅の広いヒト。
三ツ矢雄二さんみたいに「タッチ」のたっちゃんから「キテレツ大百科」のトンガリ君や、「ドラえもん、のび太の海底奇岩城」のバギーちゃんなど、アニメはもとより、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」テレビ放映のとき、マーティー役がgood。(原語で聞くよりも面白い)
神谷明さんの大鷲のケンみたいな二枚目から、筋肉マンまで。
というように、幅が広い人が好きなんです。だれでもある程度は場は広いと思うけど。(年代バレバレなチョイス)

でも一番すきなのは、山寺宏一さんと永井一郎さん。
やまちゃんが出てくるアニメはぐっと面白みが増すし、安心してみていられる。
(朝から忙しそうなやまちゃん、体壊さないようにしてください)
永井一郎さんといえば、声優で一番、名が売れてる人ではないでしょうか?永井一郎さんを知らない日本人がいるでしょうか?
波平さんだけじゃなく、他のアニメにも数多く出演、しかもうまーーーい!!大好き!!

最近、洋画系のアニメなんかは、俳優さんやお笑いタレントを吹き替えに起用する事が多いけど、それで成功する場合もあるけど、私は断然「声優さんを使ってください!」派です。
ジブリ映画にも同じコトが言いたい。

でも、わたし、オタクというほどじゃないのですよね。
中途半端がちょっと悔しかったりする^^;

Book Baton

2005年6月26日 読書
というのを「ほんの日記→http://orange.ap.teacup.com/blood/」の管理人さんブラッドさんに回していただきました!!

さっそくお答えしたいと思う♪

今読み中の本
 …ない。
「なんて素敵にジャパネスクシリーズ」を読み終えて、漫画は「HAPPY!」を読み終えたばかりで、ちょうど「空き」中です。
次は「映画」でも見ようかなーと思っています。

最後に買った本
「誘拐ラプソディー」荻原浩様(ハート)
これからも、おぎりんの本は買いましょう!!

よく読む、または特別な思い入れのある 5人の作家または小説家
 ○江戸河乱歩 私を本スキにした作家さんかも
 ○荻原浩 今一番好きな人
 ○帚木蓬生 ヒューマニズムに胸打たれ…
 ○スチーブン・キング キングラー!!
 ○氷室冴子 今…ね!

よく読む、または特別な思い入れのある5冊の本
 
あんまり再読をするほうではないので「よく読む」というのは当てはまらないと思うので、「思い入れのある本」を…
今回、子供時分の本にしてみました。

 ○「青銅の魔人」少年探偵団で、一番最初に読んだ(10才の頃)
 ○「偉大なる王」学級文庫に返すのが嫌だった(10才の頃)
 ○「野生の呼び声」 叔父にもらった(12才の頃)
 ○「吸血鬼カーミラ」 ホラーへの誘い…(10才の頃)
 ○「小さい魔女」私も読み(10才頃)子どもにも読み聞かせ。

batonを渡す5名さま
 うーん
申し訳ないけど、渡しません。
考えるのは楽しいし好きだけど、渡すのは苦手なので
ここでストップさせてくださいませ。
すみません!!
宇宙海賊 キャプテン・ハーロック
画像がアップできるようになったので、わたしの秘蔵のLP(LPです!)など、アップしてみよう。

ハーロックには新バージョンもあるのだが、ハーロックの声を我らが山ちゃんこと、山寺宏一さんが担当。
うんうん、やまちゃん、大好き!
今一番好きな声優さんかも!

しかーし!
ハーロックはやっぱ、井上真樹夫さんでないとダメ―!!
やまちゃんは確かに名声優で、いまの日本の声優界で、トップクラスは間違いなかろう。

でも、ハーロックは、違うのね〜。

やまちゃんというと、私が一番好きなのは「アラジン」(ディズニー)のジーニーです。
川森まことは空手の黒帯、気は強く男の子をも泣かせる勢いの元気一杯の高校生。
ほんとは幼馴染の柳田郎くんが好きなんだけど、もうひとりの幼馴染で親友でもある秋元留美と郎が相思相愛なので、影からそっと見つめるだけ。でも、本心から2人の恋をオウエンしている気のいい女の子!
さて、ずっと空席だった隣の席のクラスメートがやっと登校して来た。女の子?と思うほど可愛くって、明るいその男の子は本庄美里。
実はダブっていてひとつ年上なのだけど「ビリーって呼んでね」と、屈託のない笑顔に男も女もみんなビリーが大好きに。
ビリーは留美に一目ぼれしたみたい。
でも留美には郎がいるんだから、ちょっかいかけちゃダメよ!と、まことはまるでナイトのようにビリーに対抗する事から、2人の間は急速に距離がちぢんでいく。
と、そこに赤ちゃんを連れた女子大生が登場。
「この子はあなたの子よ。育てて!」と、ビリーに子供を押し付けてさっていく。
なにも言わずに、子供を預かるビリー。
続き↓
http://narenohate.blog25.fc2.com/blog-category-17.html
ノー天気で、いいかげんに暮らしていた現代の若者、健太がサーフィンの途中で戦争中の過去へタイムスリップ!そこでは健太は「尾島健太」ではなく「石庭吾一」だった??
かたやお国のために身を捧げるべく戦闘機に乗る、昭和19年の若者、石庭吾一は、飛行訓練中に海に転落。そして、目覚めたところは「現代」で「尾島健太」になっていた??
入れ替わった二人は、それぞれの時の価値観で、その時代を見つめる。軟弱な今風の若者健太は、軍隊のしごきに耐えられるのか?硬派の吾一は今の世の中で何を思うのか?
笑えて泣ける、そして戦争を考えるスグレモノ。

荻原さんは「明日の記憶」に続いて2冊目だけど、これまた良かった!!
入れ替わってパニックになる二人の様子が、とってもおかしくて最初は笑える。
パニックに陥りながらもその時代をなんとか生き抜いていく二人の様子が健気で、時には切ない。
読者は吾一の目を通して、現代の日本の乱痴気ぶりを改めて思い知らされて赤面する思いだろう。そして作者は吾一の目を通してそれをバッサリと斬る。
また、健太の目を通して戦争中の軍隊の狂気やむごさを体験するし、若者が自分の身を呈してもお国のために戦うと言う今の我々には想像できないような心理状態も、健太の気持ちの変化からなんとなく理解できる気がする。
戦争末期、日本が、軍部がどういう状態だったか。
後半はあまりにも切なくて涙無くしては読めなかった。
オススメです!

ISBN:4575235016 単行本 荻原 浩 双葉社 2004/08 ¥1,995
徳川三代将軍家光の乳母として名高い「春日局」
その波乱に満ちた生涯を、華麗に描いた池田漫画!

詳しい感想は↓までお越しください。m(__)m

http://narenohate.blog25.fc2.com/blog-entry-19.html
自分に残された時間はあとわずか…。
それを知るのは自分だけでいい。
したいこと、してあげたいこと
自分の未来が続く限界までやりぬきたい。
そのためには「ウソ」をつきとおす。
果織は恋人の洋介にも家族にも黙って耐えました。
涙なくして読めません!
なんて辛いお話なの〜。
でも、辛いなかにもA子さん持ち味の優しさがあふれて
それがまた涙を誘うのです。

でもさ、一言言わせてもらうなら
愛する人が、事故や突発的なことじゃなく
病気で死んじゃうとして、それを全く
気付かなかったら、こっちは後悔するような気がします。
心の準備って、しようとしてもできないとは思うけど
あまりにも自分ひとりで抱え込まれたら
多分、それに気付かなかった自分を責めるんじゃないかな?

●最初のPlatinum
A子さん、こんな作品も描いてたのですね。
主人公が少女じゃないなんて!!
41歳!
でも、美しい41歳だ(笑)
離婚した元夫とデートの約束をしたバレンタイン。
どうしてこの二人が分かれねばならなかったのか?
とっても切ない、でも温かい素敵な物語でした。

●待ちきれなくて
福岡からタケコは新車の軽に乗って、東京まで!!
しかも、免許取り立てほやほやで。
恋人の悦史を驚かせたいばかりに頑張るタケコさん、
ハートフルコメディです。
●それぞれのDIE HARD
そして、続編がこれ。
二人は結婚したんだけど、片づけが圧倒的に苦手なタケコ。
いつまでたっても新婚の家なのに段ボールが減っていかない。
そんなところに謎の美女が現れて??
ぷぷぷ…と笑える、とぼけた感じの面白さがいいです♪

●砂に書いたラブレター
●フリーダに今日あいました
●ある晴れた日突然に
幼稚園のリリちゃんと美しいママのキュートなコメディ。 

どんなに好きな人と結婚しても
結婚は「恋人」を「夫」に変えてしまう。
そして、そのときから「恋」と言う感情は
なくなっていく。

ま、それが結婚ってものですよね。
「ハーパーの秘密」の続編です。
結婚して、優しいだんなさんの愛に包まれて、元カレとのことを完全に過去のものにして、幸せな結婚生活を送るカリナ。
恋人未満??だけど、片想いだった彼とお付き合いをはじめた花ちゃん。
二人は相変わらず優しい関係です。
幸せなカリナを見て、結婚について思いを馳せる花ちゃん。
でも、まだまだ自分はそこまで考えられない。
そんな花ちゃんを優しく(ちょっと物足りない?)見守る勤さんがいい感じ〜♪

読後感が最高に素敵な、A子さんのマンガです。

他には
●瑞瑞と
●指輪
●ハーベストムーン
収録
彼と別れちゃった
お見合いしたわ
わたし結婚する…
会うたびに、こんな台詞で親友の花ちゃんを驚かせるカリナ。
実は分かれた恋人は、スキになっては、ハッピーエンドを望んではいけない人だったのだ。
お見合い相手と結婚するカリナを心配そうに見守る花ちゃん。
カリナが苦手なのに「ハーパー」と名づけた子犬を飼う事に決めた。
この名前の意味は?
カリナは幸せになれるのか?

表題作「ハーパーの秘密」の他は

●バイロンの振り子
●夢の中から夢の中へ
  ↑これは「ハーパー…」の続編です
●思い出のAUGUST
●誰にも言わないアレアレア
以上の作品を収録。

久しぶりにA子さんの作品を読んだけど
相変わらず優しいね〜〜〜。
毒が無い!!
それが、イヤミな感じじゃなくて
このカリナと花ちゃんの関係にしても
お互いを優しく思い合い見詰め合ってるのが
とっても好ましい。

続編は、花ちゃんが密かに片想いをしている
男の人と、急接近か?と言う話だけど
少女漫画の延長ですね。こりゃ。
しかし、それが心地よいのよ。

花ちゃんの恋の行方はいかに??
良い感じ〜〜〜♪
パソコンテレビGyaO→http://www.gyao.jp/にて、放映中。
思わず初回から見ています。懐かしい!
1973/10/02 〜 1974/06/25テレビ放映だったのですがリアルタイムで見ていました。
ガッチャマンとかに比べて、悲劇のヒーローって感じで
アンドロ軍団と戦うために命を捨てて新造人間になったというのに
人間からは「ロボット」だと忌み嫌われ、キャシャーンの行くところにアンドロ軍団がおまけのようについてくるのでますます嫌われてですね、気の毒で気の毒で…。
それにしても、タツノコプロのアニメはクオリティーが高いですね!
特にカッコイイのが姿かたちです!
体のラインとかバランスとか、今から30年前なのに時間差を感じないぐらいかっこ良い!!

これは今思うと何処の国でしょうか?
東鉄也、上月ルナと言う名前からして、日本だと思うんだけど、顔はどう見ても西洋人。鉄也は黒髪だけど青い瞳、ルナは金髪で碧眼。町の様子はどう見てもヨーロッパ。うーん、無国籍!
ツッコミどころは他にもありまして…。
キャシャーンは「不死身だ!」と、威張ってるけど、すぐにエネルギーが切れてへたってしまうのですよ。
エネルギーが切れると霞目になってしまうのですね!
それにしても、キャシャーンがソーラー動力なら、フレンダーは一体何を使ってるんだろう?
キャシャーンと一緒にへたったりせずに、フレンダーこそ不死身なんだよね〜。
そして、結局いつもフレンダーに助けられるのです。
ほんとのヒーローはフレンダーだと思うんだけどね。

声優さんも懐かしいですよ〜。
ブライキングボスはのりまき博士だし、手下にはジャイアンがいるし、ナレーターは銭形警部だし、キャシャーンのお母さんはマリーアントワネットだし。

まだ始まったばかりなので、これから楽しみに、全編見ようと思っています。家事?…にゃはは。
中里美里は麻丘高校ソフトボール部の2年生。
同級生の秋葉習は彼女に夢中。
ソフトの部活の顧問・山桜も、彼女に気がありそう。
そして、超高校級レベルボクサーの角松直人の登場。
彼が一目ぼれしたのは、美里の変身した姿須藤麻里亜だ。
奇妙な五角関係?に、山桜を好きな沢村亜矢子も加えて、これこそ「恋のスクランブル」ってやつですかい。

美里が誰とくっつくのかが気になるところだけど今読んでみると、知香ちゃんの存在って大きいね。
この子をちゃんと育ててる山桜先生にどうしても肩入れしてしまうよ。
同級生の恋からトシの差カップル(「じんべえ」でも年の差が大きいよね?)まで自由自在に操りますね!
また、出てくる男がみんなカッコ良いのよ。
真面目でストイック(なのか?)な角松直人はもちろん、秋葉君もいいです!!
ぼけーっとしててやる気があるのか無いのかわからないキャラだけど、美里のためにはとってもかっこよくなるところが憎いよね。
山桜先生も普段のスケベオヤジキャラと、ここぞ!ってところのかっこよさとのギャップが溜まらんですね。
強い男ってやはりいい〜♪そこに「意外性」が加われば乙女はイチコロではないでしょうか。(言い回しが古いですか??)
「H2」でも、野球の剛速球とコントロールで悪漢をやっつける場面があったけど、こういうのはほんとに乙女のツボ!
あだちせんせいのマンガは、ツボを見事に押さえてるし、台詞じゃなくて雰囲気、絵で訴えててそれがすごくよくつたわってくる。これぞ「マンガ」の醍醐味!!みたいな!
笑えてほろっとさせられる、あだちワールド、大好きです!!

(「13日は何曜日」とかのあたり、最高ですよ!)

ところで、私が中学の頃、「中一コース」って学習雑誌があって、これにあだち作品が連載されてたの、ご存知ですか?
当時はあんまり、あだちワールドの魅力がわからなかったなぁ。なんか、スケベなマンガって感じで、嫌だったかな?(爆)
ほかにホラーマンガも連載してて、そっちのほうが好きだったな。
それまで「ドラえもん」とか読んでていきなりのあだちワールドについていけなかったのかもしれないね。
15Cから17Cにかけてヨーロッパで実際に行われていた魔女狩り。
そんな時代に山間部の小さな村に住み着いた流れ者の親子。
グレートリの母は魔女狩りの餌食となって火刑に処せられた。
魔女の娘として村人から冷たい目で見られたグレートリだが、アイロスをはじめとして温かく見守る人たちに囲まれて何とか暮らしていく。
が、アロイスがグレートリに抱く気持ちが妹へのものではなく、一人の女性として、愛情を持っていることに気付いてから、アロイスを好きな村の有力者の娘のスティーナはグレートリを憎み、ついには…。

魔女狩りというと、萩尾望都さまの「精霊狩り」なんて思い出しますね!!
あっちは明るくて軽めのノリですが(違ったっけ?)
こちらは暗くて辛い内容になっていますね。
あとがきで著者後自身が「救いがない」とかかれてるけど
わたしは、でもそうは思わなかった。

ラスト、彼、アロイスは虚しさに耐え切れずに
自殺するんじゃないかなと思ったんだけど。
でも、
「大切な物を失っても、かけがえのない思い出があれば人は生きていける」と、生にたいして前向きとも言える態度、そして、裏切り者のスティーナのために祈りつづけると言う優しさに心打たれました!!
西暦20XX年、急速に膨れ上がった人口を抑制するために、政府は「第二子禁止法」を制定。
もしも、違反して二人目をもっていることが知れたら、その2人目の子供は抹殺され、両親は終身禁固の刑に…。

しかし、シュライン家ではルディーと、リーネと言うきょうだいがいた。
妹のリーネの存在はなんとしても隠さなければならない。
息を潜めるように暮らすリーネを不憫に思い、兄のルディーは大切に護る毎日だった。

ところが、隣に越してきた一家にルディーと同じ年の娘オデットがいて、なにかとるディーに付きまとい、リーネの存在を知ってしまう。
絶世の美しさの下に隠されたオデットの素顔はまるで悪魔…。
リーネの秘密を護りたければ、自分の意のままに従えと、ルディーに迫るのだった…。

全編サスペンスタッチで一気に読まされたが、どうもラストがあっけなくって残念。もっと読みたいような内容だから。
でも、著者ご自身のあとがきによると内容が「なかよし」には大人ッぽすぎたために打ち切ったとか。
返す返すも残念だ〜。

らぴ〜♪にお借りした「曽祢まさこ」さん、たくさん。
これからぼちぼちアップしてゆく予定です。お楽しみに♪

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